2017年03月08日

家


背負っているものが多ければ多いほど

家を守っていくことは重要

長男が家督を継ぎ、そのまた子の長男が継ぐ

日本ではそうして家を守り財産を守り生きてきた

男子に恵まれなければ婿をとり血族で繋いできたのですね

「べっぴんさん」で、さくらが結婚すると言い出す

(適齢期だから問題はないのですが)

お相手は、一人っ子の健太郎君

親友同士の娘と息子

お互いに一人っ子

どうなるのかな~と思ったら

大企業を背負って立つ、さくらの両親側が折れます!

婿をとって家督を継ぐはずのさくらを嫁に出すという・・・

ここは大いに揉めるところ・・・

と思っていただけに拍子抜けです

昭和の高度成長期

あの頃にあんなに簡単に収まるはずは無い!

とブツブツ言ったのは見ている人たち殆どじゃないかな?

私の親戚の家の長男の結婚で

やっぱり大いに揉めたことがありました

一人娘の彼女と、三人兄弟の長男

どちらの家の側も一歩も引かず

何度も何度も家族会議が開かれ

彼女の家を親族が頻繁に訪問

最終的には、姓は長男側に

そして、彼女のほうの家に同居する

ということで鞘に納まったのです

一般家庭でも、揉めるときは揉めるんですよ

坂東家は、心がかなり広かったとみえる・・・

女は嫁に行くもの~な時代

お家のための結婚であり、好きな人とは結ばれない

恋愛結婚なんてほぼあり得ない

そんな不遇な女性たちも多かったのではないかしら

結婚は家同士の結びつきが第一だった

まぁとにかく

丸く納まって良かった

坂東の家に同居

ってオチもなかなかでしたね

結婚なんてほど遠い私から見たら御の字!

今は自由な世の中とはいえね・・・






Posted by ミスyoshida at 20:04